[soudan 15771] 被災したわさび田の修繕に係る費用の取り扱い
2025年11月13日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】

所得税<申告所得税・源泉所得税>(山形富夫税理士)


【対象顧客】

個人


【前  提】

わさびを栽培して農業所得を得ております。

令和4年に、集中豪雨により、わさび田の一部が損壊しました。

令和4年の申告の際は、損失計上をしておりません。


この度、激甚災害の指定を受け、

国、県、市から補助を受け修繕をおこないました。

尚、個人負担は工事の総額の5%です。

請求は、市からされ納付書で負担額の5%を支払います。

工事内容の明細書等は、ありません。


災害以前の帳簿の内容

父から相続により承継しており、

会計帳簿に構築物としてわさび田として5件登録されており、

耐用年数20年で償却。

被災当時の令和4年の帳簿価額は、

4件が1円(償却済み)1件が7万円程度です。

5件すべてが被災したわけではないが、

どこのわさび田かまでは判然としない状況。

従って当時は、(帳簿価額-被災直後の時価)での損失の計上はしておりません。


【質  問】

この場合、個人が負担した金額の処理についてご教示ください。


被災時にほぼ償却済みであり、

損失計上していないこと及び一部の損壊で、

国の事業として修繕行為を行っており

工事内容はあくまで現状復帰ということから、

修繕費として計上していいものでしょうか?

因みに個人負担額は400万円くらいです。


ただ、気になるのは、

そもそもわさび田が構築物となるか否かで、

場合によっては資本的支出としても、

土地勘定で処理することになり

償却できない可能性もあるのでは?との疑問もあります。

とはいえ、わさび田の構造を考えると、

棚田にするための石積みは、構築物にもなるような・・・。


これらの取り扱いも含め、ご回答をお願いします。


【参考条文・通達・URL等】

特になし



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