[soudan 15649] 自己株式取得後の株式の評価について
2025年11月11日

税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。

【税  目】
相続・贈与税<財産評価>(井上幹康税理士)

【対象顧客】
個人,法人

【前  提】
非上場の株式会社Aの前期末基準における
税務上の株価(原則的評価方式)は、
発行株式数:200株
類似業種比準価額:242,400円
1株当たりの純資産価額:600,000円
(純資産価額の総額12000万円)でした。
当期、自己株式80株を1株300,000万円
(合計2400万円)で取得しました。

【質  問】
自己株式取得後の、株価(原則的評価方式)が
どうなるか知りたいです。
特に、類似業種比準価額がわかりません。

「私見」
自己株式取得後に、発行株式数は120株。
純資産価額の総額は9600万円となります。
そのため、1株当たりの純資産価額は、
9600÷120=80万円となります。

直前期末の翌日から課税時期の間までに
自己株式を取得している場合は、
「株式の割当て等の効力が発生した場合」を参考にして、
類似業種比準価額を修正すると本で読みました。
(ただ、本では低額取得の場合と記載がありました)
下記、その算式です。

修正後の類似業種比準価額=
(直前期末の類似業種比準価額-1株あたりの自己株式の取得価額×
株式1株に対する取得株式数)/(1-株式1株に対する取得株式)

こちらの算式で計算すると、
修正後の類似業種比準価額=204,000円となります。

仮に前期中にこの自己株式の取得をしていたと仮定すると、
1株当たりの配当、利益、純資産価額(P)が上昇するため、
類似業種比準価額も必然的に上昇します。

添付の仮のデータを作って、計算したところ、
前期中に自己株式を取得していた場合は、328,320円でした。
正しい計算方法がわからないため、ご教授いただければ幸いです。

【参考条文・通達・URL等】
添付 計算書類

【添付資料】
https://kachiel.jp/sharefile/sougosoudan/251111_1.jpg
https://kachiel.jp/sharefile/sougosoudan/251111_2.jpg



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