[soudan 15056] たまたま同一年複数回となる取引相場のない株式(非上場株式)の評価について
2025年10月20日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】

相続・贈与税<財産評価>(井上幹康税理士)


【対象顧客】

個人,法人


【前  提】

同族会社A

9月決算

代表 甲

専務 乙

発行株式:普通株式200株

株主構成:

 同族株主 甲(持株数105株、割合52.5%)

 少数株主 乙(持株数95株、割合47.5%)


2025年3月に甲から乙へ75株を特例的評価(配当還元方式)にて贈与した結果、乙の持株数95株となりました。

このときの甲の考えでは、当面の間、過半数の持株数を維持し、

乙は少数株主のまま会社経営を進める予定でした。


しかし、2025年9月に、甲の体調が急激に悪化し、会社経営の継続に懸念が生じたことから、

今回の9月決算に係る定時総会において代表および取締役を退任し、乙が代表に就任する予定となりました。


今回の件(体調悪化による社長退職)に伴う臨時事由が生じたことより、後任代表の乙と相談の結果、

役員だけではなく株主の地位からも完全に離れることになり、当初予定の甲の過半維持方針を変更して、

2025年中に残り105株を乙に一括贈与する予定です。


【質  問】

Q1

甲が乙に残り105株を贈与する場合は、原則的評価(純資産額または併用方式)となりますが、

同一年の2025年3月に贈与した75株について、特例的評価は認められず、原則的評価となりますか?


Q2

前提の甲から乙への贈与ではなく、甲からA社への売却(A社による自己株式取得)の場合も

所基通59-6に基づく準・原則的評価(純資産額または併用方式)になりますが、

同一年の2025年3月に贈与した75株について、特例的評価は認められず、原則的評価となりますか?


【参考条文・通達・URL等】

特になし



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