[soudan 14695] 相続財産の範囲について
2025年10月09日

税務相互相談会の皆さん

下記について教えて下さい。


【税  目】

相続・贈与税<財産評価を含まない>


【対象顧客】

個人


【前  提】

被相続人Aは土地区画整理事業により、N市に4,500万円で土地・建物を譲渡した。

N市の「買取の証明書」によれば、買取の年月日は令和5年7月であるが、

実際の引渡しは同年12月であった。

被相続人Aは引渡す前の同年9月に亡くなり、当該土地区画整理事業は長男Bが継承した。

継承についての遺産分割協議は成立しており、又、N市からの継承決定通知書もある。

譲渡金額のうち3,000万円は同年8月に被相続人Aの口座に振込まれており、

残りの1,500万円は引渡した12月に長男Bの口座に振込まれた。

またN市から振込まれた3,000万円から、長男Bと次男Cが同年8月に

それぞれ1,400万円を引出し取得している。

所得税の確定申告は長男Bが措法33条の4の5千万円の控除により

4,500万円全額を申告している。


【質  問】

被相続人Aの相続財産は、N市から振込まれた口座の残高と、

未収金1,500万円(長男Bが取得)で良いのか。

長男Bと次男Cは相続が発生した年の贈与であるので、

贈与税の申告は不要で、相続税の課税対象になるという理解で問題ないか。

(各自、他の相続財産を取得するという前提)

それとも長男Bが事業を継承して確定申告している以上、

N市に譲渡した4,500万円は長男Bの資産であり、

被相続人に振込まれた3,000万円の内8月に取得した

1,400万円を差引いた1,600万円は被相続人の

口座残高から控除して相続財産とすべきか。

そうすると次男Cが取得した1,400万円は、長男Bからの贈与となってしまうのか。

期限後申告の案件ですがよろしくお願いいたします。


【参考条文・通達・URL等】

特にありません。



質問に対する回答部分を閲覧できるのは

税務相互相談会会員限定となっています。

※ご入会日以降に本会へ新規投稿された質問・回答が閲覧できます


税務相互相談会では、月に何度でも

プロフェッショナルに税務実務の質問・相談が可能です。


税務相互相談会にご入会の上

ぜひ、ご質問を投稿してみてください!