[soudan 12712] 役員退職後の給与支給について
2025年7月31日
税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。
【税 目】
法人税(中川輝美税理士)
【対象顧客】
法人
【前 提】
①家族経営の同族会社である。現在は、会社法上の役員は、
社長1名のみであり、使用人は2名(先代社長の父、現社長の妻)である。
②過去に、先代社長(父)の妻が使用人として、会社に勤めていた。
③当該先代社長(父)とその妻は、約5年前に退職し、退職金を受け取っている。
【質 問】
いずれの人も経営に従事していないとして「みなし役員」でないと仮定した場合、
ご質問①
先代社長は、退職金が支給された後は、会社法上の役員をはずれ、
実際に、会社経営からは離れており、会社の実務をほんの少しだけ手伝っており、
月々8万円程度給料をもらっています。このような場合、
税務上のリスクはありますでしょうか?
ご質問②
先代社長(父)の妻は、退職後、無給としていたが、近年、仕事量の増加に伴い、
再度、少し実務を手伝い、月4万円程度の給与を支給しようと考えています。
このような新たに再雇用し、給与を支払おうと考えていますが、
このような場合税務上のリスクはありますでしょうか?
いずれの質問も退職後の再雇用に係る給与支給に関する問題ですが、
家族経営で同族会社の場合、退職後、給与支給について一切、
認められないとの法令はないと考えていますが、この点もし調査等で
問題になると考えられる場合、その根拠と法令をご教示いただけますと幸いです。
ほぼ事実認定の問題かと思いますが、ご教示ください。
【参考条文・通達・URL等】
特にありません。