[soudan 10535] 老人ホーム入居前に被相続人名義の建物に居住していたが建替えにより建物が相続人名義になった場合の小規模宅地の特例の適用可否
2025年4月30日
税務相互相談会の皆さん
下記について教えて下さい。
【税 目】
相続税・贈与含む(井上幹康税理士)
【対象顧客】
個人
【前 提】
被相続人 A:相続人の母
相続人 B:被相続人の長男
★不動産の名義
ホーム入所時 相続開始時
建物 A → 建物 B
土地 A 土地 A
【質 問】
いつもお世話になっております。
・被相続人Aは相続人の母です。
・相続人Bは被相続人の長男です。
・土地は倍率地域の土地、763.93㎡です。
・Aは3年ほど前に老人ホームに入所しました。
・施設の入所時点では、A、Bは法律上は世帯分離されていて、
住所の地番も同じ敷地のなかで別の地番になっていました。
・法律上は世帯分離されていても同じ敷地に別棟を建てて
暮らしていただけで食事を一緒にとるなど同一生計でした。
・3年前の施設入所時は、土地、建物ともA名義でしたが、
施設に入所してからBが建て替えて家屋を新築しました。
分かれていた住所の地番も相続開始時には一つになっています。
Bは同じ敷地に居住しています。引越などはありません。
この場合、老人ホーム入居時は生計一であったため、
生計一親族の特定居住用宅地等として家屋の敷地のうち、
330㎡まで小規模宅地の特例の適用はあるでしょうか?
【参考条文・通達・URL等】
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4124.htm