[soudan 06236] 収益認識基準の変更について
2023年1月11日

相談会の皆様、こんにちは。


下記の事項についてのご教授をお願い致します。


税目 法人税


対象 法人


前提条件

A社はコンサルセミナー業をしている会社です。

講座の期間は18か月の期間で、月に2回程度の講座を開いております。

講座が始まる前に、受講者に受講料を一括前払いで受取っております。

税理士事務所を変更されて、当期より当職にて税務申告を請け負う事になりました。


質問

A社の講座に係る収益に関して、前税理士が入金基準にて売上計上をしておりました。

つまり18か月分の受講料を一切前受金計上せずに、入金時に全て売上計上して税務申告を行っておりました。

当職としては、未受講分は役務の提供が完了していないため、前受金にて計上するつもりですが、

前期までの収益認識基準が違う事になってしまします。何か問題はありますでしょうか。


私見ですが、A社の企業実態からすると役務提供完了時に収益を計上する方が適正であり、

このまま入金基準での税務申告を行う事は合理的ではないと考えております。

尚、役務提供基準の場合、前期にて前受金計上すべき金額は約1億円となります。

前受金計上したならば、当期に売上計上すべき金額がほとんどを占めております。

逆に当期においては多額の売上が前期に計上済みのために、売上が極端に減少する結果となると予想されます。

このような場合でも、収益認識基準を変更しても差し支え無いと考えて良いでしょうか。


どうぞよろしくお願い致します。



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