久保さん
いつもお世話になっております。
11月に税務調査となる法人があります。
調査時期と職歴による質問をさせてください。
(前提)
○ 法人Aは6月決算の建設設計会社
○ 今年の11月に3日間で税務調査の連絡が入りました。
○ 調査官は2名でいずれも特別国税調査官です
○ この法人は交際費の支出がかなり多く、そこがいつも議論になるため、
毎年3年から4年くらいの期間で調査を受けており、今から4年ほど前に
調査の連絡がありましたが、コロナで中止となり、そこからコロナが
収まってからも直ぐに調査の連絡はなく、結果、前回の税務調査から
7年が経過しています。
(質問)
質問1
法人Aは6月決算で毎回、税務調査は春の調査で2月とか4月の
下期に調査を受けていましたが、今回は上期に連絡が入りました。
決算月による税務調査の時期について、原則が外れてきていると
セミナーでも教えていただきましたが、こちらの会社もそのような
理由で上期の調査になった可能性が高いでしょうか。
また、上期において一応の12月中旬の締め切りを意識して、
11月中旬頃に調査を受けることにしましたが、7年間長期非接触であること、
指摘される論点によっても変わってくるかと思いますが、一応上期で
終了させたいという意思は調査官に働いてくるでしょうか。
質問2
調査通知の連絡があった調査官の職歴をみると、ベテランの調査官で
ずっと法人部門の上席で、令和6年から特別調査官(上席)、になっている
ベテランの調査官でした。
一方で、2名で調査に来るとのことで、もう一人の調査官の名前を聞いて
職歴をみると次のとおりとなっていました。
令和7年 南税務署 特別調査官(法人)
令和6年 東大阪税務署 特別調査官(法人)
令和5年 東大阪税務署 特別調査官(法人)
令和4年 旭税務署 総務課 課長
令和3年 旭税務署 総務課 課長
令和2年 堺税務署 法人課税第1部門 統括官
令和元年 堺税務署 法人課税第1部門 統括官
平成30年 東住吉税務署 法人課税第1部門 統括官
平成29年 東住吉税務署 法人課税第1部門 統括官
平成28年 東住吉税務署 法人課税第1部門 統括官
平成27年 粉河税務署 法人課税第1部門 統括官
平成26年 粉河税務署 法人課税第1部門 統括官
平成25年 大阪国税局 課税第1部 資料調査第3課(国際税務専門官)
平成24年 大阪国税局 課税第1部 資料調査第2課(国際税務専門官)
資料調査から統括官を6年、そして総務課の課長から、また特別国税調査官に
なっています。
ちなみに、職歴簿では連絡をしてきた調査官は
役職「上席」と記載されていますが、この方の役職は「特官法」とだけ記載が
ありました。
局の資料調査にも在籍して、かなりのベテランと思いましたが、統括官を
7年間してから総務課の課長になって、それから普通に特別国税調査官に戻ることは
一般的にあることなのでしょうか。
また、連絡をしてきた調査官の上司かと思いましたが、
嘱託である可能性は高いと考えられますでしょうか。
嘱託であれば、気持ち的に少し楽になります。
宜しくお願い致します。
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